沿革

宇都宮大学工学部電気電子工学科は,電気電子工学という学問分野を通して宇都宮大学の目的 (宇都宮大学学則第1条) を実現するための教育・研究組織です.本学科の前身が電気工学科と電子工学科です.

電気工学科は昭和39年4月に宇都宮工業短期大学から宇都宮大学工学部に移行した当初に設立されました.続いて,昭和46年4月に電子工学科が設立されました.その後,日本はもとより世界における科学技術の急速な発展と産業構造の著しい変化が進むに時代にあって,社会を支える人材の育成に責任のある大学は,教育や研究に活力が溢れ,社会の変化に柔軟に対応できる体制をもつ必要があるとの認識のもとに,昭和63年4月に組織の開殻を行いました.その結果,電気工学科と電子工学科を統合するとともに,教育・研究分野の隣接する共通講座(応用物理学)も加えて,現在の電気電子工学科が誕生しました.

さらに,大学院工学研究科にエネルギー環境科学専攻が平成9年に,情報制御システム科学専攻が平成15年にそれぞれ設置され,そこに所属する教員の一部は,電気電子工学科の教育・研究にも携わりました.

平成20年には教員が所属する組織と学生が所属する組織を分離する部局化が実施され,教員の所属は大学院工学研究科となりましたが,電気電子工学科の教育は,引き続き,電気電子工学を専 門とする教員によって体系立って実施されています.

sakura